近年の看護師不足は社会問題とも言われます。特に夜勤では看護師さんが不足しているイメージが強いかもしれませんが、実は看護師不足は夜勤だけが深刻というわけではありません。
看護師さんが就職・転職先を探すときには、「夜勤は大変だから日勤のみの求人を探せば無理をしなくて済む」というよりも、職場のさまざまな環境をあわせて確認することが、希望に沿った転職先を見つけるために大切なのです。
今回は、看護師不足の現状をお伝えしつつ、働きやすい職場の求人に出会うためのアドバイスをさせていただきます!
看護師不足の実情は?
看護師不足の職場では、一人あたりの業務負荷が高くなる傾向があります。そういった職場は、できれば避けたいというのも看護師さんの本音かもしれません。では、実際の現場の実感はどうなのでしょうか?
看護師不足は日勤も夜勤も起きている
日本看護協会「2025年 病院看護実態調査」によると、「看護師の不足感」について、次のような結果が出ています。
・夜勤の不足感あり(38.1%)+やや不足感あり(30.8%)…68.9%
ですから、転職するときに「日勤のみ」のお仕事を探す場合でも、給与や休日はもちろん、人員体制・教育体制・実質的な残業時間などを事前にしっかりと確認することが重要なのです。
人手不足を感じやすい職場で起こりやすいこと
では、看護師不足が顕著な職場ではどのようなことが起こりやすいのでしょうか。具体的には、次のようなことが挙げられます。
・休憩が取りにくい
・新人・中途への教育が後回しになる
・希望休が通りにくい
・夜勤回数が増えやすい
・応援・ヘルプが常態化する
一時的に看護師不足でもきちんと対応策を用意している職場もありますので、看護師不足の職場では上記のようなことが必ず起こるということではありません。ただ、積極的に確認しなければ求人票だけでは見えてこない部分でもあります。「人手不足の現場で消耗するのは避けたい…」という思いがある看護師さんは、求人に応募する際にこれらを確認しておきましょう。
人手不足を感じにくい職場を見分けるポイント
では、人手不足で消耗しすぎない職場を見分けるには、どうしたらいいのでしょうか?例えば、次のようなポイントが充実していれば、人手不足を感じにくい職場だといえるでしょう。
・中途入職者への教育体制が充実している
・看護補助者や他職種との役割分担が明確になっている
・月平均残業時間が少ない
・有給取得率が高い
・夜勤回数が多過ぎず明確
・夜勤者が十分に確保されている
・急な欠員時のフォロー体制がある
・困ったときに相談しやすい雰囲気がある
・夜勤メンバーが固定されすぎず、適切に入れ替わる体制になっている
困ったときに相談しやすい雰囲気があるか、夜勤メンバーが固定されすぎず適切に調整されているかといった点も、職員一人ひとりの負担や人間関係の偏りを見極めるうえで重要です。求人票だけではわからないようであれば、カインドメディカルネットの求人コンサルタントに聞いてみるのもおすすめです。
まとめ
看護師不足は、大変なイメージのある夜勤だけでなく、日勤でも深刻な状況にあります。求人情報を見るときには「日勤のみ」「残業少なめ」「教育体制あり」といった言葉をよく見かけますが、それだけで負担を感じすぎずに働ける職場かどうかを判断するのは難しいのです。実際の人員体制や教育体制、フォロー体制まで遠慮なく確認することが転職するときには大切です。
人手不足のために消耗しすぎない職場を選ぶには、「看護師数」「夜勤体制」「残業時間」「教育体制」「看護補助者の有無」などを総合的に確認しましょう。カインドメディカルネットでは、これらの条件を比較しながら看護師さんの転職先を探すことができます(https://kind-medical.net/search)。さらに詳しく条件を確認したい!というときにはコンサルタントへのご相談もぜひ活用してくださいね。

















