看護師さんは夜勤があるのが当然…そんなイメージがあるかもしれませんが、夜中にお仕事をするのはもちろん大変なこと。特に子育て中の看護師さんの中には「手当がなくなってもいいから夜勤なしで働きたい」という方もいるでしょう。
そんな看護師さんにおすすめしたいお仕事の一つが、透析看護です。透析看護の現場では日中のクール運用が中心。そのため夜勤なし・日曜祝日休みといった働き方が可能な求人も多く、生活リズムを整えやすい職場として注目されています。
今回は、病院透析室と透析クリニックの違いをワークライフバランスの観点から整理し、求人情報で確認すべきポイントを解説していきます!
病院透析室と透析クリニックの違い
透析クリニックでは「日勤のみ」の募集が多く、夜勤や準夜勤がない職場が主流です。病院透析室でも日勤のみの求人は存在しますが、準夜勤がある施設もありますので、求人情報では施設ごとに勤務時間を確認しましょう。クリニックでは午前・午後の二部制が多く、夕方には業務が終了するケースもあります。
また透析治療は1回4~5時間の治療を1日2~3クールで行うのが一般的です。終業時刻は最終クールの終了時間に左右されるため、こういった視点でも勤務時間について面接などでも確認することをおすすめします。
ワークライフバランス重視の求人実例
本当に透析クリニックではワークライフバランスを重視した働き方ができるのでしょうか? 以下は、Webサイトで見られる透析クリニック求人の一例です。
• 都内クリニックB:日曜+平日1日休み、年間休日125日
• 病院透析室C:日曜・祝日固定休、年間休日120日
このように、クリニックはもちろん病院でも透析室に限れば、毎週日曜日にお休みできて、ワークライフバランスを重視した働き方ができる施設を見つけられます。
求人票で「ワークライフバランスよし」を見抜くチェックポイント
ワークライフバランスの良い職場を見極めるにはコツがあります! 例えば次のような項目を求人情報で確認しましょう。
• クール運用と終業時刻:午前・午後の二部制、または最終クールの終了時刻が明記されているか。
• 残業目安:月の平均残業時間/予約制の有無。片付け時間が業務時間に含まれるかも確認。
• シフト種類:早番・遅番・準夜の有無。「夜勤なし」と記載されていても、準夜勤があるかどうかを確認。
• 育児との両立支援:託児所の有無/時短勤務制度/有休消化率/長期休暇取得の実績など施設や制度、データを確認。
面談で確認すべきポイント
ネットの求人情報だけでは、リアルな現場が分からない面があります。面談や現場見学で、実際のところを確認することでミスマッチを防ぎましょう。具体的には、以下の項目の確認をしておくことが大切です。
• 準夜勤務の有無(「夜勤なし」でも遅番がある場合あり)
• 人員体制(1クールあたりのベッド数と看護師・技師の配置)
• 教育体制(OJTの期間、外部研修やカンファレンスの勤務内扱い)
• 休日の取り方(固定休か、完全週休2日か、長期休暇の運用)
これらのポイントをしっかりチェック!…とはいえ、「働きやすさばかり気にしていると思われるのでは…?」と不安になるかもしれませんね。そんなときは医療系転職サイトの求人コンサルタントに相談してみましょう。
医療施設との間に立って細かいところまで教えてくれますので、気兼ねなくお休みについても聞けますよ。
まとめ
厚生労働省「腎疾患の現状」を見てみると、透析患者の高齢化が進んでおり、生活指導や合併症対応の重要性が増しているという透析看護師さんが求められている背景が分かります。
汎用性が高い技術を身につけることができて、働きやすい職場を見つけやすい透析看護師さんのお仕事を探すなら、ぜひ透析室の専門求人【透析ナース】のページも見てみてくださいね!



















