希望の職場で働くために 看護師さんの面接時のマナーについて知ろう!

パソコンを手に持つ女性

看護師さんが就職をする際、必ず通らなければならないのが面接です。
その面接時に、自身の能力を十分にアピールしつつ、確認事項や注意すべき点をしっかり把握しておくことができれば、自分にとってより良い職場環境を見つけられるでしょう。

ここでは、看護師さんが入職を希望する医療機関や施設での面接時の注意点について確認していきましょう。

看護師さんが面接時に気を付けるのはどのようなこと?

面接の様子
看護師さんが面接に挑む際、緊張していてもしっかり自分の能力をアピールできるよう看護観や経歴、今後のライフプランなど面接官から質問されそうな内容について、自身の考えを整理しておく必要があります。
また、好印象を残すための服装や先方に対して確認すべき点などしっかりとした事前の準備がとても重要です。

面接でよく聞かれる内容とは?

では、看護師さんの面接において、よく聞かれる内容とはどんなものなのでしょうか。
その内容を確認し、面接相手にわかりやすく伝えられるよう整理しておきましょう。

1. 自己紹介
まず、看護師さん自身のことを聞かれるのは間違いありません。名前や居住地、家族構成などの一般的な内容に加えて、これまで学んできたことや、経歴について簡単にまとめて話せるようにしておくとよいでしょう。

2. 志望動機
面接する側にとって、看護師さん自身を判断するとても重要な判断ポイントになるはずです。
求められる人材像とのズレが生じないように、自身が志望する動機となった点をはっきりと伝えましょう。

3. 看護観や看護師生活でこれまで印象に残ったエピソードなど
これも看護師さんの人柄や職場での振る舞いが表れる内容と言えます。
患者さんとのやり取りや看護業務上でのエピソード、経験談などをストーリー立てて話すことで熱意や実感のこもった内容がしっかりと伝わるでしょう。

4. キャリアプラン
今後のキャリアプランは看護師さんのやる気や誠実さをアピールできる大切な項目です。
志望動機とも連動する点ですので、それらを併せて看護師さん自身の今後望む在り方を明確に伝えることでより相手に響くはずです。

5. 看護師さんから先方への逆質問
「なにか質問はありますか?」面接相手からのこの質問もよくあるものです。
急に質問されたばかりに慌ててしまい、あまり意味のないことや調べればわかる内容を質問することはなるべく避け、事前に先方に確認しておきたい点(配属先や人数体制、職場の雰囲気、残業の有無など)がある場合には、このタイミングできちんと聞いておくことも大切です。

その他、もしも転職の場合には、前職の退職理由もよく聞かれる項目ですので、志望動機や看護観に紐づけて話すと相手にプラスの印象として残るでしょう。

面接時の服装はどんなものが好ましい?

パッと一見したときに面接相手に残る印象はとても大きいので、面接時の服装やヘアスタイルにも十分気を付けましょう。
基本的にきちんとした印象の残るスーツやそれに準ずる服装が望ましいです。

またヘアスタイルも華美なものではなく、長ければまとめて清潔感を意識しましょう。
足元も意外に見られていますので汚れていない靴で臨むことも失礼にならないためのポイントです。
面接時に先方から求められた際、必要な書類等がすぐに出せるようにカバンの中をスッキリと整頓しておくのも、慌てないために大切なことです。

面接先のこんなところを見ておこう!

看護師さん自身は面接をされる側ですが、入職してから「こんなはずではなかった」という事態を避けるために、面接時にはこちら側からも気になる点を確認しておくことは大事です。

・院内や職場環境は清潔か?
・今回の募集の経緯
・勤務中のスタッフの雰囲気
・研修の有無
・平均勤続年数

など、看護師さんの働きやすさに直結するポイントや、自身の職場に対しての譲れない点も自己分析した上で面接に挑むのも転職を成功させる大きなポイントです。

看護師さん自身の持つ強みを存分に発揮できるように、心構えなどの対策や面接先の情報収集をしっかり行い、準備万端で挑めば採用されるのも難しいことではありません

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