3~6カ月の短期契約で働く応援看護師の仕事は日勤だけではなく、夜勤専従で働くという選択肢もあります。もちろん常勤として夜勤専従で働く看護師さんもいるのですが、同じ夜勤専従でも応援看護師と常勤看護師では契約期間や給与体系などに違いがあります。
今回は、夜勤専従応援看護師と夜勤専従常勤、それぞれの特徴をお伝えします。夜勤専従という働き方に関心のある看護師さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
夜勤専従応援看護師と夜勤専従常勤の違い

夜勤専従応援看護師と夜勤専従常勤には、下記のような違いがあります。夜勤専従で働きたい方は、それぞれの特徴をとらえて応援看護師のような短期契約がいいのか、常勤がいいのかご自身に合った働き方を考えてみましょう。
| 夜勤専従応援看護師 | 夜勤専従常勤 | |
|---|---|---|
| 雇用形態 | 契約社員(有期雇用) | 正社員(無期雇用が一般的) |
| 契約期間 | 3~6カ月程度 | 長期勤務 |
| 契約更新 | 契約期間満了毎 (継続可能な場合あり) |
基本的に継続雇用 |
| 賞与 | なし | 支給制度による |
| 退職金 | なし | 支給制度・勤続年数による |
| 委員会活動 | 担当しない | 担当する場合がある |
| 教育体制 | 即戦力前提 (研修がある場合もある) |
院内研修や教育制度あり |
給与・賞与・退職金の違い
まずは上の表から、気になる給与面について詳しく見てみましょう。夜勤専従応援看護師の場合は賞与や退職金がない一方で、基本給に夜勤手当を加えた「月収重視の短期勤務」だといえます。短期間で即戦力として求められるだけに、基本給は常勤より高めなので月収ベースでは常勤を上回る可能性があります。実際に、求人サイトでは給与が高めに設定された求人情報をたくさん見つけることができます。
一方で、夜勤専従の常勤ナースは、月給だけでなく賞与を含む年収ベースで比較することが大切です。夜勤専従応援看護師の場合は基本給を抑えて、その分を夜勤手当で充当することもあるため、求人票の給与内訳を確認しましょう。
例)https://kind-medical.net/searchDetail?id=6a966be5
委員会・勉強会参加の違い
応援看護師は短期契約の勤務のため、委員会や勉強会にはしないのが一般的です。一方で夜勤専従常勤の場合は委員会活動や勉強会への参加を求められる場合があります。看護業務に集中したい看護師さんは、委員会や勉強会への参加があまりない応援看護師を選択するのも一つの手。応援看護師でも常勤でも、委員会・勉強会の参加義務や、参加する時間が勤務時間扱いになるかどうかなどを事前に確認することをおすすめします。
夜勤専従応援看護師と夜勤専従常勤、どちらが向いている?
夜勤専従で働きたいとき、応援看護師と常勤どちらが向いているのか、迷う場合もあるかもしれません。そんなとき、ご自身が次のような希望を持っているかどうかを考えてみると、判断の助けになります。
・賞与・退職金などを含めて待遇を考えたい
・長期的な収入の安定を重視したい
・マネジメント業務や出世にも関心がある
・夜間の看護業務に自信がある
・夜勤中心の生活リズムの方が体調を整えやすい
まとめ
夜勤専従応援看護師と夜勤専従常勤の大きな違いは、契約更新と給与体系。どちらも夜勤手当を含む給与ですが、夜勤専従応援看護師は月給ベースで、夜勤専従常勤は賞与や退職金を含めた年収ベースで給与を考える必要があります。また、業務以外で意外と負担になりがちな委員会活動や勉強会についても、応援看護師の場合は参加不要なのが一般的で、常勤の場合は参加を求められる機会があることが多いといった違いもあります。
おおまかにいうと、「短期集中で働きたい」「看護業務に集中したい」という方には夜勤専従応援看護師、「長期的に同じ職場で働きたい」という方には夜勤専従常勤が向いているといえます。応援看護師と常勤、どちらがいいか迷っている方は特に、それぞれの求人を比較してみるとよりイメージが明確になり、ご自身に向いているのはどちらの働き方なのか見えてくるのではないでしょうか。




















・期間を決めて働きたい
・管理業務やマネジメントでなく夜勤の看護業務に集中したい
・賞与や退職金などより、月収の高さを重視したい
・キャリアや昇進より、収入と働き方を優先したい
・即戦力として動ける自信がある
・病院ごとのルールややり方の違いに柔軟に対応できる