【2025年版】神戸・阪神で看護師求人を探すなら?病院数データから見る転職事情

神戸の風景

兵庫県の都市部で転職を考えている看護師さんにとって、神戸市・阪神地域は特に注目すべきエリアです。兵庫県内には約340の病院施設がありますが、そのうち神戸医療圏(神戸市9区)と阪神医療圏(尼崎・西宮・芦屋・宝塚・伊丹・川西・三田)の2圏に、約200施設・22,000床が集中しています。これは兵庫県全体の約6割弱に相当する規模。
都市部ならではの通勤の便利さや商業施設の多さ、求人の選択肢の多さなどを重視する方は、ぜひこのエリアでの求人の特性をチェックしておきましょう!

都市2圏の病院分布と求人ボリューム

病院のイメージ
神戸医療圏と阪神医療圏、それぞれの病院数を見てみましょう。

•神戸医療圏:病院数109施設、病床数12,410床
•阪神医療圏:病院数88施設、病床数11,602床

神戸医療圏だけで約110施設という規模で、阪神北が約40施設、阪神南が約50施設となっています。このエリアには二つの大学病院、三つの特定機能病院、15の地域医療支援病院が並び、ICU、救命センター、地域がん連携拠点も存在します。小児心臓などの専門部署を有する施設もあり、高度急性期の分野でお仕事を探したい、専門分野を極めてキャリアアップをしたい看護師さんにとって、魅力的なエリアだといえるでしょう。

病院タイプ別の求人特性

神戸医療圏と阪神医療圏では一般急性期病床が7割以上を占めています。専門部署の求人であっても選択肢が複数あります。一方で、療養・回復期病床の比率は郊外より低めとなっており、ワークライフバランス重視の求人は早い者勝ちになる傾向があります。

都市部で転職する際の注意点

神戸医療圏と阪神医療圏のような都市部で看護師さんが就職・転職先を探す場合、以下の点に注意が必要です。

夜勤回数:月7~8回と県平均より多め
選考スピード:書類選考から面接、内定までが非常に速い
通勤手段:公共交通機関が前提(駐車場のない病院が多数)

このように、高度急性期の施設や専門部署ではキャリアアップが目指せる一方で、夜勤の回数が多めになります。ご自身の体調や、家庭との両立に不安がある方は、求人情報を見る際に夜勤や残業の回数のほか、休日や福利厚生についてもしっかり確認しておきましょう。よりリアルな病院の実情を知りたい方は、病院の求人情報に精通している求人コンサルタントに聞いてみるのをおすすめします。

神戸・阪神で就職・転職を成功させるには

神戸医療圏と阪神医療圏で就職・転職活動を成功させるためには、ご自身が今後どのように看護師さんとして働いていきたいのか、ビジョンを明確にしておくことが必要です。例えば、下記のようなポイントを意識するとよいでしょう。

•キャリア軸を明確に
例えば、「救急看護のプロフェッショナルになりたい」など具体的なキャリアを見据える)
•データや数字
夜勤の具体的な交代体制、救急搬送件数など
•「専門部署希望」なのか「教育重視」かを明確に
ネットの求人情報だけでは読み切れないことも…求人コンサルタントを活用し、より踏み込んだ情報を得るのがおすすめ

大阪の道頓堀

まとめ

このように神戸・阪神の医療圏は、兵庫県内で最大規模の病院数・病床数・求人を誇ります。専門性を高めたい・キャリアアップを目指したい看護師さんにとって魅力的なエリアですが、ご自身の将来のビジョンにマッチした就職・転職先を探すには、エリア選びに加えて求人情報の見極めが必須。数字やデータを確認し、可能な限り現場見学もセットで確認することが、就職後のミスマッチを防ぐ鍵となります。

カインドメディカルネットは、キャリアアップ志向の看護師の方も、ワークライフバランス重視の看護師の方も、納得のいく就職・転職を実現できるよう、豊富な求人情報と専任コンサルタントのサポートをご提供しています。ぜひご活用ください。

■兵庫県の看護師求人一覧
https://kind-medical.net/hyogo

参考:
厚生労働省 医療施設動態調査(2025年5月末)
兵庫県 医療施設調査(2025年7月更新)
『地域医療情報システム (JMAP) / 厚生労働省「医療施設調査」2024
ライセンス:CC BY 4.0 https://jmap.jp/
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