看護師さんの人生設計、時間と場所を自由に選べる働き方がある!

計画を立てる女性

日本では2018年に働き方改革関連法案が公布され、労働時間や条件の改善などに関して、国や企業によるさまざまな取り組みが順次実施されています。
これは看護現場においても例外ではなく、働き方改革により、各々の事情に応じた多様な働き方が実現できる時代になってきました。

この記事では、現在フルタイムのシフト勤務で働いている看護師さんが、今後のライフステージやキャリアプラン、ご家族の事情に応じて働き方を変える必要が出てきたときのために、そして、今まさに自由な働き方を探している看護師さんに向けて、選択肢が広がった看護現場の働き方ついてご紹介していきます!

無理せずにストレスフリーな働き方をしよう!

ストレスフリーな看護師のイメージ
看護師さんのお仕事は、常にプレッシャーの高い現場での看護、女性ばかりの職場特有の雰囲気と人間関係、安定しない生活リズムで心身の疲れが溜まりやすいなど、いろいろな要因で心身への負担が大きい職場です。
そんな中でストレスを溜め無理をした結果、体調不良になったり、仕事への意欲が低下してしまったり…そのような状態では、長く前向きに働くことは難しいでしょう。

今は、看護師さんは資格を生かして、もっと場所も時間も自分で自由に選ぶことができる時代です
ご自身の看護観、子育てや介護の都合、体力や年齢に見合った仕事量など、さまざまな事情や希望に沿った選択肢があること知って、今の自分にマッチする働き方を見つけましょう。

専門性の高い診療科でキャリアアップを叶えよう!

今よりもっとやりがいのある職場で実力を発揮したい!患者さんとじっくり向き合える看護がしたい!そんな看護観を持っている看護師さんには、専門性の高い産科や透析室での勤務は大いにやりがいを感じられる場所かもしれません。
産科では、妊婦さんの不安に寄り添い、新しい命の健やかな誕生をサポートし、産後には母親・父親や新生児に手厚いケアや指導をして忙しないですが、活気にあふれイキイキとした雰囲気でしょう。

また、透析室では、患者さんの細かな体調管理や精神的サポート、ご家族への対応など多角的なホスピタリティが求められ、自身の仕事への大きな意義を感じるシーンが多いでしょう。
専門性の高い現場で経験を積むことは看護師としてのキャリアアップにも直結します

決められたシフト勤務なら生活リズムを整えられる

給与面の待遇を重視したい、固定シフトで働きたい、体力には自信がある!といった看護師さんには夜勤に特化した働き方を選択するのもアリかもしれません。

職場にもよりますが、基本的に夜勤シフトの看護師さんは、日勤時間帯より少ない人数で仕事を回します。
緊急対応ができる知識や技術はもちろん必要ですが、通常は患者さんの就寝前後のバイタルチェック、服薬管理、そして就寝中は、点滴管理やモニター管理など、患者さんの夜間の安全のための見守りや看護が主たる業務です。
夜勤シフトで昼夜が逆転した生活を送るには相応の自己管理能力が求められますが、日勤と混在している勤務よりは生活リズムは整いやすいと言えるでしょう。

働く期間を限定して理想のオンオフを!

実は、看護職にも期間限定の求人が存在します。これは、医療現場の看護師不足を解消するために確立された看護師さんの新しい働き方です
産休や育休による欠員で一定期間だけ看護師が不足している、新人教育に忙しい期間だけ増員したい、季節性疾病の流行る時期だけベテランの看護師さんに来て欲しいなど、一定期間のみ即戦力を求めている医療現場は実は全国に多くあります。

このような期間限定求人は3~6カ月という就業期間がほとんどで、タイミングによっては、看護師さんが希望すれば継続して勤務可能な場合もあります。
また、高待遇なことが多く、人間関係や場所に縛られずコツコツと仕事をこなしたい看護師さんや、先の予定が決まっていて長期では働けない看護師さんに向いている働き方でしょう。
何らかの理由で職場を離れている潜在看護師さんが職場復帰する際にも、期間限定の勤務なら気負わずに復帰できるかもしれません。

カインドメディカルネットでは、看護師さんの多様な働き方を実現する求人を数多く取り扱っています
応援看護師の専門求人 助っ人ナース」や「夜勤常勤ナース」「透析室ナース」などのカテゴリーを設け、看護師さんの仕事に対する細かいニーズにもお応えします。
気になる働き方や診療科について、是非、お気軽に探してみてください。ご希望の働き方や職場に出会えるかもしれません。

※参考
(厚生労働省)『働き方改革(PDF)