訪問看護ステーション選びに迷ったら?独立型と病院併設型の違いと選び方

訪問看護で働く看護師たち

看護師さんにとって、就職先の選択は重要なステップです。どのような医療施設で働くかも悩みどころ。今回は、訪問看護ステーションのお仕事選びにフォーカスしてご紹介します。特に、訪問看護の現場で働きたいと考えて求人を探した場合、「独立型訪問看護ステーション」と「病院併設型訪問看護ステーション」の二つのタイプがありどちらがいいのか?悩むことがあるかもしれません。それぞれに特徴があり、働き方やキャリアの方向性に応じて向き・不向きがあるのです。
この記事では訪問看護の仕事に関心のある看護師さんのために、それぞれの違いを徹底解説します!

独立型・病院併設型 それぞれの求人情報チェックポイント

看護をする訪問看護師

「独立型訪問看護ステーション」と「病院併設型訪問看護ステーション」は特徴が異なり、看護師さんの働き方も変わってきます。それぞれの訪問看護ステーションでのお仕事についてチェックし、働き方をイメージしてみましょう。

独立型ステーションの特徴

独立型ステーションは、病院などの医療機関とは別法人・別施設で運営されている訪問看護事業所です。地域密着型のサービス提供が多く、柔軟な対応が求められる場面も多いのが特徴です。

地域密着で自由度が高い
利用者や家族との距離が近く、ご自身のキャラクターを生かして、生活に寄り添った看護が実践できます。

オンコール対応がある
夜間や休日の緊急対応が求められることもあり、出勤体制や手当についてよく確認しましょう。

服薬カレンダーを共同作成し、誤薬防止
目に見える指標があれば、間違いを減らし、目的を共有しやすくなります。服薬カレンダーで薬の種類や服用時間を視覚的に整理することで、患者や家族の服薬管理を支援するのはおすすめの方法です。

調整力が伸びる
多職種連携やスケジュール調整などが重要になる現場です。看護師としてのマネジメント力が鍛えられるでしょう。
「地域に根ざした看護をしたい」「自分の裁量で動きたい」と考える“地域密着派”の方には、独立型訪問看護ステーションが向いているかもしれません。

病院併設型ステーションの特徴

病院併設型ステーションは、病院の敷地内や法人内に設置されている訪問看護事業所です。医療機関との連携が密で、教育体制が整っていることが多いのが特徴です。

急変時の搬送がスムーズ
利用者の容体が急変した際、病院との連携による迅速な対応が可能です。

院内研修が豊富
最新の医療知識や技術を学べる機会が多く、スキルアップを目指す、キャリア志向の看護師さんに適しているといえるでしょう。
「教育体制が整った環境で働きたい」「医療との連携が密で新しい技術を身につけたい」と考える“教育重視派”の方には、病院併設型が向いているでしょう。

比較のポイント5選

ステーション選びでは、以下のような項目を比較すると、自分に合った職場が見えてきます。
1. 研修体制:OJTや外部研修の有無、内容の充実度
2. 夜間バックアップ:オンコール体制や緊急時の対応方法
3. ICTインフラ:電子カルテや記録システムの整備状況
4. キャリアパス:管理職や専門職へのステップアップの道
5. 給与モデル:基本給や時給の水準
例)オンコール手当・訪問手当などのインセンティブ制度の有無、賞与(年何回・支給実績)や昇給のタイミング、訪問件数に応じた歩合制/月給固定の給与体系など
訪問件数やカンファレンスの頻度、オンコールの回数なども働き方に大きく影響してきます。求人票だけではなく、面接や見学で実際の運営体制を確認することが大切です。

まとめ

訪問看護は、看護師としての専門性と人間力が問われる、やりがいのある分野です。独立型と病院併設型、それぞれの長所を理解したうえで、自分の価値観やキャリアビジョンに合った職場を選びましょう。

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