応援看護師(助っ人ナース)としての働き方って私にもできる? そんな不安や疑問にお答えします!

笑顔の看護師

看護師の皆さんは、応援看護師(助っ人ナース)という言葉を近年よく耳にするようになったと思います。
業界の慢性的な看護師不足を解消するため、一時的でも即戦力が欲しいという病院や施設では、期間を限定した応援看護師としての求人雇用を徐々に活用し始めました。

その背景に加えて、近年は、医療資材の高騰、病床稼働率の低下、診療報酬改定やコロナ禍の影響による収益減など、さまざまな要因でどの医療機関も経営のスリム化が進められていく中で、応援看護師の求人雇用がより注目されてきています
この記事では、応援看護師として働くことを考えている看護師さんの疑問にお答えして少しでも就業前の不安を解消します!

看護師さんも多様な働き方が叶う時代です

リゾート地の女性

国の「働き方改革」を受けて、日本看護協会では、看護における働き方改革の目標を「看護職が生涯にわたって、安心して働き続けられる環境づくりを構築し推進する」とし、2019年ごろから順次、看護師さんの働き方改革が進められています。
また、厚生労働省でも、看護師さんの未来を考えたキャリアパスと多様な働き方を推進するための支援サイトを立ち上げ、看護職自身のライフサイクルやライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を提案しています。

今や、看護師さんは、ご自身の好きな働き方を選択することができるのです
次の章では、応援看護師さんの求人の仕事について詳しく見ていきましょう。

応援看護師さんの職場や仕事内容とは?

それでは、実際に、応援看護師さんは、どんな現場でどのような仕事内容をするのか?など詳しく解説していきます。

まず、職場についてですが、病院やクリニック、介護施設、地方の医療機関など、全国各地の医療施設で応援看護師さんが必要とされています
その事情はさまざまですが、季節性疾病の蔓延する時期や、正規雇用の産休・育休の期間、人の入れ替わりが激しい急性期病棟の急な欠員のための臨時雇用など、期間が限定されている求人は意外と多いものです。
職場によっては、希望次第で雇用の延長が可能な場合もあります。

上記を踏まえると、応援看護師さんの仕事内容も多岐に渡ることが予想できると思いますが、どの職場にも共通して言えるのは、応援看護師さんとして働くためには、ある程度の現場経験があり、即戦力として看護現場で立ち回れるスキルがあることでしょう

また、応援看護師が必要な状況である忙しない現場では、懇切丁寧な引継ぎ等はあまり望めないかもしれません。
そのような現場では、即戦力の看護スキルに加えて、
・新しい環境に適応できる柔軟性
・業務する上での円滑なコミュニケーション能力
・物怖じしない強いストレス耐性
・明るく前向きな姿勢
などの資質があれば、応援看護師さんとして活躍することができるでしょう。

また、応援看護師としてさまざまな職場を回れば、幅広い経験を積むことができるのではないでしょうか。
期間限定の応援看護師の求人は、比較的高給であることが多いため、収入面においてもメリットは大きいかもしれません。
この他にも、応援看護師さんとして働くことを考えている看護師さんが抱く疑問について、応援看護師(助っ人ナース)ページのよくある質問でQ&Aを記載していますので、是非一度のぞいてみてください!

応援看護師の経験がキャリアアップに

看護職は、専門性や経験の幅を広げることで、やりがいやキャリアアップへの意欲も高まる仕事でしょう。
応援看護師として働くことで、さまざまな現場を経験するのも、将来のキャリア形成には大いに役立つはずです。

カインドメディカルネットでは、全国各地の応援看護師さんの求人情報を多数ご用意しています。
興味を持ったこの機会に、応援看護師としての新しい働き方にチャレンジしてみるのも時代に合ったキャリアパスと言えるかもしれませんね。

※参考
(日本看護協会) 『看護職の働き方改革
(厚生労働省) 『看護職のキャリアと働き方