【2025年版】名古屋・尾張で看護師求人を探すなら?病院数データから見る転職事情 愛知県都市3医療圏の病院事情と転職のポイント

名古屋の景色

愛知県には現在306の病院が存在し、そのうち名古屋医療圏(名古屋市16区)、尾張西医療圏(一宮・稲沢・江南など)、尾張東医療圏(春日井・瀬戸・尾張旭など)の3圏に合計184施設/約33,000床が集まっています。県全体の施設数/病床数と比較すると、この3圏の合計は病院数で約60%、病床数で約63%を占めます。この数字から、愛知県の医療機能の多くが、この三つの都市圏に集中していると言えるでしょう。

今回は愛知県の中でも都市部となる名古屋・尾張の地域で看護師さんの求人情報を探すポイントをご紹介します!

病院タイプと求人特性

病院のイメージ

愛知県の中でも名古屋・尾張の都市圏では一般急性期病床が約7割を占めており、ICU(集中治療室)やER(救急外来)、がん拠点病院といった専門性の高い部署での求人が豊富です。また都市部のエリアに多い大学病院や特定機能病院などは、より充実した教育機能を持っています。そのため、「専門分野で経験を積みたい」「臨床教育の整った環境で学びたい」といった志向を持ったキャリア志向の看護師さんが仕事を探すには、最適なエリアだと言えるでしょう。

一方で、療養型や回復期リハビリテーション病棟を中心とした病院は相対的に少なめになります。ワークライフバランスを重視したい看護師さんにとっては、比較的選択肢が少なくなり、希望に合う求人を見つけにくい可能性があります。

転職時の注意点

都市部の病院は、面接から内定までの流れが非常に速い傾向があります。そのため、履歴書や各種資格証などの必要書類は事前に準備しておくと安心です
実際に働き始めたときには、勤務時間や諸条件だけではなく通勤時間も重要になります。通勤時間が30分か1時間かで、自由に使える時間が毎日1時間も違います。また乗り換えが多い、駅から遠いなどの場合、仕事の前後に体力を消耗することになります。これまで車通勤だったという方は、公共交通機関での出勤が負担になる可能性もありますので、それでもその病院で働きたいのか、見極めも重要です。

名古屋・尾張の医療圏では公共交通機関利用での出勤を前提とした病院が多く、駐車場がない施設も少なくありません。車での通勤を希望する方はマイカー通勤ができるかどうかを事前に確認しておくことが大切です。
逆に、電車での通勤に慣れている、車を持っていない…という方にとっては、名古屋・尾張といった都市部は交通の便が良く、通勤しやすいエリアだといえるでしょう。その場合も、通勤手当について詳細を確認しておくことをおすすめします。

まとめ

名古屋・尾張の都市部3医療圏は、病院数・病床数ともに県内最大規模を誇る医療圏です。専門性を高めたい看護師さんや、高度医療に携わりたい看護師さん、通勤が便利なエリアで働きたい看護師さんにとっては非常に魅力的なエリアと言えます。
ただし、夜勤や急患対応の負担が大きい職場も多く、求人数が多い一方で競争率も高めです。求人票だけで判断せず、施設見学や現場スタッフとの会話を通じて、リアルな職場環境を把握することがとても大切。ご自身のキャリアビジョンと照らし合わせながら、最適な転職先を選んでいきましょう。

カインドメディカルネットでは、名古屋・尾張医療圏の求人も豊富に掲載されています。「愛知県」や「名古屋」「尾張」といったエリア情報と組み合わせて、職種や雇用形態を選択して求人検索することも可能です。
【愛知県の看護師の求人一覧】
https://kind-medical.net/aichi

さらに働きたい病院や部署の希望が明確なら、「希望勤務場所」欄で「ICU,CCU,HCU」「外科系病棟」「内科系病棟」にチェックを入れたり、「特徴」欄で「研修制度充実」などにチェックを入れたりして細かい条件にマッチする求人を探すことも可能です。
まだ詳しいキャリアビジョンが明確ではない方も、検索項目を見ているとイメージが湧いてきます。まずは眺めてみるだけでもいいので、求人情報サイトをご活用ください!

※参考
地域医療情報システム (JMAP) / 厚生労働省「医療施設調査」2024
ライセンス:CC BY 4.0 https://jmap.jp/
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