夜勤なしで稼げる看護師さんのお仕事 応援看護師とは?

海を背景にする女性

夜勤手当がもらえるから夜勤をしているけど、寝ても体力が回復しない、家族や友だちと予定が合わなくて、夜勤がちょっとつらい…という看護師さんもいるでしょう。

昼夜逆転の生活は体にも心にも負担がかかりますよね。実は夜勤なしでも応援看護師なら高収入が見込めるんです!
ここでは応援看護師についてご説明します。

応援看護師って何?

悩む女性

応援看護師とは、原則3~6カ月の短期間、人手不足の忙しい病院や施設で即戦力として働く看護師さんのことです。
「応援ナース」や「トラベルナース」、「助っ人ナース」などさまざまな呼び方がありますが勤務内容は同じです。

東京や大阪などの都市部から北海道や沖縄など全国各地で求人があり、家具や家電付きの寮があるので住むところの心配も不要。
そして一番の魅力はお給料が高いことです。体力的に夜勤はできないけれど、お給料もあきらめたくない看護師さんはぜひチェックしてみてください。
まず日勤のみの仕事にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

夜勤なしの職場とは?

看護師さんの仕事には夜勤がつきものだと思われがちですが、夜勤のない職場ももちろんあります。
代表的な5つの職場をご紹介します。

・病院やクリニックの外来 外来は9時から17時頃までの勤務が多いようです。病院によって2交代制で早番・遅番のシフトに分かれている場合もありますが、診察時間が決まっているため規則正しい勤務時間で働くことができます。日曜祝日はお休みのところが多いでしょう。
・美容クリニック 美容クリニックは11時から20時頃までの勤務が多く、朝のラッシュの時間帯を避けられます。土日祝日は出勤になることが多いようです。
・訪問看護 日中に利用者さんのご自宅や介護施設などを訪問し、健康管理や医療処置などの必要なケアを行います。オンコール体制がある場合もありますが、基本的に日勤のみで働けます。
・介護施設 施設によってさまざまですが、デイサービスやデイケアなどの通所型の介護施設などは日勤のみの働き方も可能です。
・手術室 緊急手術や長時間の手術を実施している大規模な病院を除き、土日祝日はお休みで日勤の勤務が中心となるようです。

応援看護師さんのお給料は?

夜勤手当がなくなってしまったらお給料が減ってしまうのでは、と不安に思う方もいるでしょう。
では日勤のみの看護師さんはいくらお給料がもらえるのかを見ていきましょう。

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、看護師さんの平均年収は508万1700円(月収352,100円×12か月+ボーナス856,500円)です。
この中には夜勤手当が含まれています。
日本看護協会の「2023年 病院看護実態調査」によると、夜勤手当の額の平均は2交代制で11,368円。3交代制の準夜勤で4,234円、深夜勤では5,199円だそうです。
平均夜勤回数は2交代制では4.9回、三交代制で7.5回のため、ひと月の夜勤手当は約35,374円~55,703円といえます。

そこから計算すると、1年の夜勤手当は約42万円~67万円(※)。日勤のみの看護師さんの平均年収は約441万円~466万円になります。
ボーナスも入れて12カ月で割って月収にすると、約367,000円~388,000円になります。
※3交代制のひと月の夜勤手当額は、準夜勤と深夜勤の夜勤手当の平均額4716,5円に平均夜勤回数をかけた額

応援看護師さんのお給料は?

このように、日勤のみの看護師さんは夜勤もする看護師さんと比べるとお給料が低めになりますが、応援看護師なら、日勤のみの看護師さんでも月収40万円以上の求人がたくさんあるのです。
オペ室や特別養護老人ホームなど、忙しくて人手が足りない施設に即戦力として赴任するため、このような高収入が可能になります。
夜勤手当がなくてもこれだけの高収入がもらえるのはうれしいですね。

体への負担も少なく、家族と過ごす時間も確保しやすくなるかもしれません。
契約期間が決まっている応援看護師なら、半年後に引っ越しが決まっているなど期間限定で働きたい方にも合った働き方だと言えます。
留学のための資金を稼ぎたい方などにも最適ですね。

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日勤のみの応援看護師の求人

※参考
(厚生労働省) 『令和5年賃金構造基本統計調査
(日本看護協会) 『看護職の給与に関するデータ